イリーガル・テクニカ 2賢者の条件 後藤リウ
イリーガル・テクニカ(2) 賢者の条件 (角川スニーカー文庫)
- 作者: 後藤リウ,伊藤ベン
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/01/28
- メディア: 文庫
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膨大な設定が目を引くイリーガル・テクニカ第2巻です。で、感想。う〜ん、個人的にちょっと合わなかったかな、というのが本音です。機械人形であるグラディアートルとか、この時代において絶対的な権力者である帝国とか、一部の知識人である賢者とかの設定はかなり好きなんですけど、1の時の感想と同じで雰囲気が軽く感じられました。妙にノリが軽く、その重厚な世界観と合っていないように思えます。
ストーリについて。今回はカイタは見せ場なしかと。どちらかというと内心の迷いがメインで描かれていた様子。この作品。主役二人より脇役達の方が魅力的な気がします。個人的に特に目立ったわけではないけどジャレドが好きだったりします。