ウォー・ジェネレーション

ウォー・ジェネレーション 放課後防衛隊 柿沼秀樹

どこにでもいる普通の女子高生・小鳥遊 有海。そんな彼女だったが、現在とあるホームページにはまっていた。そのホームページでは宇宙の外敵から地球を守る<0スコードロン>と呼ばれる防空隊の活動が連日アップされていた。ある日、そのホームページに「防空隊、隊員急募」という文字が書かれていた。それを見た有海は、奇妙に思いながらも好奇心を抑えられず、目的地へと行ってみることに。そこで彼女を待っていたものは――。
 フィクションだと思っていたものが、実は現実に起こっているものだったというお話です。で、感想。う〜ん、これはちょっと合わなかったです。戦況はかなり不利で、緊迫しているはずなんですが、やたらとノリが軽いですね。別にノリが軽いこと自体はいいのですが、常にハイテンションな会話文がなんとも疲れます。
 ストーリーは、どちらかというと パイロットになって敵と戦うことより、主人公・有海がそこに至るまでの過程が重視されている様子です。 
 まとめ。独特な会話文の影響か、いまいち何が面白いのかが、分からなくってしまっているように感じられました。まあ、自分だけかもしれませんが(苦笑)。