- 作者: 瀬尾つかさ,唯々月たすく
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2005/09/17
- メディア: 文庫
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この作品は異世界漂流によくある、いきなり異世界に飛ばされた主人公達が混乱や恐慌を起こしながら、何とか生き抜くためのサバイバルをしていくという話ではないみたいです。どちらかというと主人公遥と親友の橋場優子、柴田敦也がメインで他の21人のクラスメートはおまけ的な勢い。
で、読んだ感想ですが、とても面白かったです。主人公遥が持っている雰囲気がすこし独特で、それでいて違和感がなく、とても魅力的なキャラになっているかと。また、親友である優子との掛け合いがよかったです。
次に巨人−ロボットについて。個人的にこういうのが好きな人間なのでこれは大満足です。武器や攻撃方法についても面白くてよかったです。
このお話は、後半部分の盛り上がりが良かったと思います。特に最後のほうは、切なさというか寂寥感というか、とにかくそういったものが漂っていたように思えます。所々抽象的な部分がありましたが、個人的にはそれほど気にならなかったです。
とても面白かったので、続きを読めたらいいな〜と。