シャムロック

シャムロック　「灼熱のメイドポリスですぅ〜」　沢上水也　ＧＡ文庫　2006年2月28日

シャムロック「灼熱のメイドポリス ですぅ~」 (GA文庫)

　一見華奢な外見をもつその少年は、実はとんでもないマッド・サイエンティストだった！そんな少年―久我原圭一の野望は世界征服。その一環として考えたのは、なぜか民間警察（プライベート・ポリス）「シャムロック・カウンシル」の創設であった。制服はエプロンドレス。コンセプトは「萌える警察プロジェクト」―
　はい、そんな訳でマッドサイエンティストの少年と4人の少女達が民間警察組織を創立し、大事件を解決していくというお話です。これはジャンルとしてはドタバタコメディでしょうか。割と勢いがあって楽しかったです。
　結構設定が緻密だった印象。割と細かい部分まで設定が存在していたかと。ストーリについては、勢いがあるのでサクサク読めます。後半のアクションが結構楽しかったです。
　まとめ。萌える小説かどうかはともかくとして、割と楽しめた作品。科学が発達しているのか、意外と何でもありな展開が繰り広げられていた様子。ただ、細かい設定がある＝説得力がある、とはいかないようで、あまり深く考えて読むものではないかと。