空ノ鐘の響く惑星で3 渡瀬草一郎 電撃文庫 2004年5月25日
- 作者: 渡瀬草一郎,岩崎美奈子
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2004/05/01
- メディア: 文庫
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第2王子レジークの即位によって物語が動きだし、個性的なキャラクターが増えた印象。特にベルナルフォンは、渋い外見とその性格に個人的にはツボ。
基本的に敵方となるレジークについては、その内面がすこしづつ浮き彫りになってきていい感じかと。世間一般(物語上)で言われてる印象と、彼自身の内面の違いが結構大きく、ただの放蕩王子ではないというのを匂わせます。また、フェリオについても、色々と隠された部分がありそうで先の展開に期待です。
それはともかくとして、一応の主役がそろったといった感じ。これから起こるであろうアルセイフ内と戦いと、さらには今回の騒動に一枚噛んでいると思われる隣国タートムの干渉等、色々と読んでいて楽しそうな要素があるので次巻が楽しみです。