空ノ鐘の響く惑星で2 渡瀬草一郎 電撃文庫 2004年2月25日
- 作者: 渡瀬草一郎,岩崎美奈子
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2004/02/01
- メディア: 文庫
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今回はアルセイフという国が抱える諸々の問題がメイン。特に次期王位継承を巡るそれぞれの考えや野望が起こす対立と、第二王子レジークという存在が持つ危うさが描かれているかと。
そんな中、特によかったのがウルク。フェリオも目を見張るような行動や、その思慮深さを大いに発揮。彼女がどのようにして、フィリオをサポートしていくのかが気になっていただけに、これは良かったです。
それにしても、このお話は読んでいて楽しいですね。これはもしかしたら?っというのを匂わせつつ物語が進んでいくので、考えながら読んでいける感覚が結構好みです。
物語の終盤で急展開を迎えるので、これからがいよいよ戦記ものっぽくなっていくのかな〜とか思いつつ、続きを読んでいきたいと思います。