空ノ鐘の響く惑星で

空ノ鐘の響く惑星で 渡瀬草一郎 電撃文庫 2003年12月25日

空ノ鐘の響く惑星で (電撃文庫)

空ノ鐘の響く惑星で (電撃文庫)

 巷で面白いと評判の作品。で、その評判に便乗して読んでみようと、先日一気に8巻購入。その一巻目。 
 内容としては、戦記モノ(もっとも、まだ一巻なのでそれほど、そう感じませんが)。御柱(ピラー)と呼ばれる宙に浮かぶ柱から、謎の少女が出てくるところから始まります。
 感想としては、魅力的なキャラクターと、先が気になる展開で非常に続きが気になります。特に御柱(ピラー)からの来訪者(ビジター)であるリセリナがいい感じで、ただの少女じゃなく、彼女のあの体質が今後どのように物語りに絡んでくるのかが興味深いです。
 後、個人的にコウ司教が良かったです。最初は陰謀めいた雰囲気を持っていたように思えましたが、実はそうでもないようで。挿絵を見てファンになりかけています(笑)。今後彼の活躍にも期待です。