渚フォルテッシモ２

渚フォルテッシモ２　城崎火也

渚フォルテッシモ 2 (MF文庫J)

☆☆☆☆☆☆
　ＵＭＡ好きの少年・大地はとあることで学園の人気者・麻生渚の本性を知ってしまう。それ以降大地は渚の手伝いで魔物退治を手伝うことになったのだが・・・・・・・。
　とてもパワフルなヒロイン・渚が魅力的な『渚フォルテッシモ』その２冊めです。今回もなかなか面白かったですね。読んでいて楽しい。　
　やっぱりなんといってもこの作品、ヒロインの渚が素敵ですね。大地と急接近している生徒会長の登場で気がきでない渚の暴れっぷりがとても楽しい。暴れたり、怒ったり、喜んだり、落ち込んだりと色々と忙しい渚ですが、読んでいるとそういうのも含めて可愛い子だなーと思わされる、そんな作りだったかと。
　特に個人的には中盤のあのシーン（以下反転・割と重要なネタバレかもしれません――大地とケンカして、１人になってから思わず泣いてしまうシーン）が印象的でした。
　まだまだ続きそうな感じなので、次も楽しみです。