- 作者: 渡瀬草一郎,碧風羽
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/10/10
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 21回
- この商品を含むブログ (52件) を見る
ラダーナたち魔族に出し抜かれ、イリアード姫を連れ去られてしまったセロたち。姫を救出するため、ルナスティアがまつ王都へと向かう一行。そんなおり途中の街で魔族同士が争いあうのを見つける。一方、その街にはセロがよく知る人物が住んでおり――。
『輪環の魔導師』4冊目です。今回もなかなか面白かったですね。
まず、フィノが怖い(笑)。序盤からすごいことになってますねー。このフィノのセロ依存って、なんらかの理由があるんでしょうか、気になります。また、そんなフィノにちょっとずつ影響を受けているようなシズクもなかなか怖い人になりつつあるような・・・。いつかアルカインは根負けしそう(笑)。
それはそうとストーリーのほうは、今回は上下巻の上巻にあたるということもあり、すごく盛り上がるとか、熱い展開があるとか、そういうの感じではなかったですね。セロ側、魔族側両方とも割りとまったりしていたかと。とはいえ、すごく気になるところで終わっているので、今回が落ちついた雰囲気だったこともあり次への期待が膨らみます。楽しみ。
*感想の続きは本家にあります。よければそちらも。