黄昏色の詠使い 新約の扉、汝ミクヴァの洗礼よ 細音啓 富士見ファンタジア文庫 2008年8月2日
黄昏色の詠使いVII 新約の扉、汝ミクヴァの洗礼よ (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 細音啓,竹岡美穂
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2008/08/20
- メディア: 文庫
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<イ単調>のサリナルヴァから依頼を受けて、ネイトたちはエンジェの街へとやってきた。そこで行われる進種触媒(カタリスト)の披露会に参加するためだった。 一方、空白名詠の使い手シャオもエンジェにいた。彼の目的とは・・・・・・。
名詠式というものがある世界で、少年ネイトと彼の仲間たちが活躍する『黄昏色の詠使い』その7冊目です。今回もなかなか面白かったですね。
まず、序盤のクルーエルが可愛いですよ(笑)。ネイトのことで色々と考えてる姿が微笑ましい。
それはそれとして、本編の方は進種の触媒(カタリスト)がどういうものか見極めるために、ネイトたちがエンジュへとやってきて、そこでとある騒動が起こるといったものかと。新登場人物も出てきてなかなか面白かったです。
ただ、全てを知っていそうな人が何人かいるのに、その人達が皆して言葉を濁すものだから、なんだかはぐらかされている気分になったりもしました。ちょっともどかしい・・。
シャオの目的とか、それにクルーエルやネイトがどう関わっているのかとか、根幹に関わる部分はまだまだ明らかになっていない感じなので、今後どういう展開になるのか気になります。ともかく続きを待ちたいです。
*・感想の続きは本家にあります。よければそちらもどうぞ。