- 作者: 竹宮ゆゆこ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2013/11/11
- メディア: Kindle版
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今、まさに抱き合わんとしているように見える最悪の場面を、大河に目撃されてしまった竜児と亜美。はたして大河がとった行動とは・・・・・? 一方、学校では6月のプール開きの時期になり、水泳の授業が始まろうとしていた。
プールのお話のとらドラ!3巻です。今回も面白かったですね〜。
今回はちょっとした誤解から険悪になってしまう虎と竜をメインにしつつ、なぜか竜児を賭けた水泳勝負を亜美と大河ですることになるといったお話。しかも当然のごとく大河は水陸両用ではないわけで(笑)。大河(と、竜児)がこの困難をどう乗り切るか、というのが見所のひとつかと。
あいかわらずキャラクター達のハジケぶりが楽しいですね。怒り心頭(だけど、自分ではそう認めない)の大河と竜児のやり取りは、あまりにも意固地な大河にちょっとイライラしそうになったのだけど、後半のあの展開があったので帳消しって感じです。なんだかんだでいいコンビですよね(笑)。
それと今回印象的だったのは亜美。竜児に対してたまに思わせぶりな発言をしているあたりがちょっと気になりますね。あれは本心なのかな。亜美って性格はアレだけど、なんだかんだでとても魅力的なキャラクターになっているな〜とか思ったり。結構好きかも(笑)。
まとめ。大河と竜児の関係がメインなお話。何気に最後はクラス全体を巻き込んでの騒動といった感じでとても楽しかったです。次巻は夏休み編でしょうか。いつものメンバーで集まるみたいだから、どんな騒動がおこるのか(きっと起こるはず)非常に楽しみです。