クレイジーカンガルーの夏

クレイジーカンガルーの夏 誼阿古

クレイジーカンガルーの夏 (GA文庫)

クレイジーカンガルーの夏 (GA文庫)

☆☆☆☆
 中学1年生の須田広樹は まちに待った夏休みを、友達の秀一や敬道、従兄弟のきよ史(漢字不明)達と過ごしていた。大人の理屈なんか関係なく、ただ楽しくすごしていた日々。 そんなある日、きよ史の家庭の事情をキッカケに、4人はある計画を立てる。それは――。
 これがデビュー作の誼阿古先生の作品。中学1年生という、小学校を卒業してちょっと大人になった少年達の物語です。
 う〜ん、これは悪くはなかったし、作者先生の意図もなんとなく分かるのだけど、どうも好みではなかったですね。中学1年生の主人公達が小学生達を見て「小学生は気楽でええわ」とか言っているのはちょっと面白かったのですが、全体的にあまり魅力を感じれなかったような気も・・・。また、これは慣れの問題なのかもしれませんが、主役達が関西弁で喋るのもちょっと読みにくかった(まあ、これはしょうがないことなのかもですが)。
 まとめ。そんな感じで話的には悪い話ではないのですが、どうにも自分には合わなかった作品でした