藤堂家はカミガカリ3 高遠豹介 電撃文庫 2008年9月10日
- 作者: 高遠豹介,油谷秀和
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/09/10
- メディア: 文庫
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神一郎と美琴が藤堂家で暮らし始めて幾月。すっかり4人での生活があたりまえになっていた。そんなおり、藤堂家に意外な人物がやってくる。それはかつて神一郎たちと争った北欧勢力のレッテだった。レッテはその弟子であるミリカと共に、藤堂家の居候になって・・・・・・。
人間界とは別の世界「ハテシナ」の住人<ハテビト>の神一郎と美琴が活躍する『藤堂家はカミガガリ』その3冊目です。今回もなかなか面白かったですね。
相変わらずテンポのいい会話とノリが秀逸です。テニスゲームのやり取りとか、遊園地でのアレコレとか、読んでいて楽しいですね。また、一応命がけであるはずの戦闘シーンでも、ちょっと楽しい空気が流れていたりするのが印象的です。
一方で少しずつ神一郎を意識しはじめた春菜が可愛いですね。個人的には車椅子で彼をアレするシーンが好きだったり(笑)。あとメリーゴランドーも良かったです。
まとめ。そのノリと掛け合いが楽しい作品。まだ続く気配なので、今後も楽しみです。