倒凶十将伝(3)

倒凶十将伝 巻之参 庄司卓 ソノラマ文庫 1995年12月30日

 閃輝真刀―それは400年前に最強の幽将・十将が用いた愛刀の名前だ。かつて十将はこの閃輝真刀を手に現世魔王に戦いを挑み、その心臓を突いた。そして今・・・・閃輝真刀は今尚現世魔王の心臓をその錆色の刀身に突き刺したまま、とある村に封印されていた・・・。ところで最近倒魔士や凶魔の間で囁かれている噂がある。それは『真魔王』を名乗る強大な力を持った凶魔の存在だった。 
 はい、そういうわけで謎が謎呼ぶ第3巻です。う〜ん、段々何書いていいか解らなくなってきました(苦笑)。今回は風印町で十斗達が助けたフリーライター男・緑門(ろくもん)の話を聞いて、渡目沖村にあるとされる魔王の心臓を捜しに行くお話って感じでしょうか。
 見所は新たなる幽将とか、留置衆の破軍とか、吉良会長と副会長の怪しいシーン(挿絵ツキ)とか・・・割と多いですね〜。 
 やっと三巻、あと十巻です。なかなか道のりは遠そうです(苦笑)。