- 作者: 庄司卓,結賀さとる
- 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
- 発売日: 1995/03
- メディア: 文庫
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瀬具十斗―彼も倒魔士のひとりである。気を光に変える技「鳴輝閃術(めいきせんじゅつ)」を携え、彼は今日も凶魔の跋扈する東京へと足を運ぶ・・・。
はい、倒凶十将伝です。この度13巻がでたので再読開始です。う〜ん、かれこれ10年以上前に出ていたんですね〜。久々に読んだのですが、やっぱり面白いですね〜。
上のあらすじの他にこの作品のことを幾つか書いてみます。話は遡ること400年前、群雄闊歩する戦国の日本。そこに凶魔の魂を宿した人間が表れる。魔界と人間界の支配を企むその男は自らを現世魔王と名乗り、瞬く間に日本を制圧していった。
その現世魔王を封印したのが、仙界から力を与えられた十人の倒魔士―十幽将だった。で、400年後の今、その封印を解こうとしている凶魔とそれを阻止しようとする人間達の戦いが起こっているというお話。さらに言えば主人公の十斗はかつての十幽将―光の幽将こと10将の生まれ変わりで、他の幽将たちと共に戦っていくというお話です。
う〜ん、まとめ方がめちゃくちゃだ(苦笑)。もうしわけないです・・・。
これだけだと感想というか解説みたいだ・・・。なので感想も。いわいる序章的な意味合いが強い巻。十斗や壬吾等の幽将達の能力の一端や、凶魔サイドの動きが描かれているかと。ちなみにヒロインが最後にチラッとだけ登場する巻でもあったり。
見所はやっぱり十斗達の活躍かな〜と。個人的には鏡視郎さんが、好きですね〜。渋くて格好いいです(笑)。
とにかくこれから始まりますって感じの巻かなと。そんな訳で懐かしく思いながらも続きを読んでいきたいと思います。
印象に残った台詞(以下反転)―「魔のものは魔の世界に帰れ」―十斗の台詞。印象に残ったというか、とにかく好きな台詞です。