天空のアルカミレスⅤ

天空のアルカミレスⅤ 聖婚の日 三上延 電撃文庫 2007年6月25日

天空のアルカミレス〈5〉聖婚の日 (電撃文庫)

天空のアルカミレス〈5〉聖婚の日 (電撃文庫)

☆☆☆☆☆☆☆
 最後の戦いが始まる――。ついにテリオンの居城「城(カストラ)」へと乗り込んだ拓也たち。そこで彼らを待っていたのは、グロスマンの恐るべき罠だった。
 一方、《災厄の絶世》ルスランもまた「聖婚」を成すべく動き出していた。
 天空のアルカミレス、その5冊目にして最終巻です。いや、今回もとても面白かったですね。最終巻だけあって目が離せません。
 テンポがよく どうなっていくのかと気になりつつ、楽しく読めました。個人的には序盤での決戦前夜的なお話が良かったですね。毬子と友典のやり取りが結構好きかも。また、意外な事実が明らかになった亨司が印象的でした。終わり方も綺麗で、最後までとても楽しめました。